記事タイトル:「藤沢周平」ってすごいナ 


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お名前: 慈慈   
お久しぶりです。あんぶらぐどさん
「書斎のことなど」の文章でしたか。見つけられなくて・・スッキリしました。

「藤沢周平」は自らを語ることが、極端に少なかった方でしたから、作品やエッセィを読むと
その時時や出来事での心情が伝わってくるような気がします。

とりわけ初期の短編集には、作為的(?)な所が少なく「人生観」を垣間見る思いのする作品が
多いように感じます。それは、晩年になって再び顔を現したように思います。

「藤沢周平」のみごさ(素晴らしさ)は、自らを飾る事が無かったばかりでなく、他者への
思いやりが深かった、という点にも有ると思っています。

 「囲碁」を作中に取り込んだ作品、唯一関西弁が登場する作品など、そこには著者
「藤沢周平」のメッセージが込められている(と思う)のですが、分る人にだけわかるよう
になっているため、「先生、説明もいるんじゃないの」と言いたくなります。
[2005年6月2日 14時47分26秒]

お名前: あんぷらぐど    
 「周平独言」の「書斎のことなど」の真ん中くらいの場所に
「なぜこうなのかということを、理由をはぶいて結論だけ言えば、私は所有する物は少なければ
少ないほどいいと考えているのである。物をふやさず、むしろ少しずつ減らし、生きている痕跡
をだんだんに消しながら、やがてふっと消えるように生涯を終ることが出来たらいあわせだろう
と時どき夢想する。」
 と書かれています。
[2005年6月1日 21時48分28秒]

お名前: 慈慈   
 作家ってすごいナ〜、と今更ながら思っています。
 短篇小説を書きながら、新聞連載を抱え、雑誌の連載を書く。その間、インタビューを受け、
エッセィを書き、手紙を書く。
 当然、日常生活では、夫婦喧嘩も親子喧嘩もある訳で、頭の中では、次の作品の構想を練っ
ている。良くまぁ整理できるもんだ、と。
 その中でも「藤沢周平」のすごさは、一作一作手抜きせずに書き上げている、と言う事では
ないだろうか。

 順風満帆とは言えなかった人生。「半生の記」につづらなかった事は山ほど有るであろう。
 存命であれば「続・半生の記」といったのを書いたかも知れないが、言わずに逝ってしまっ
た。
 エッセィのどこかに"〜少しづつ消しながら〜"と書いてるのが有ったように思う。(ご存知
の方、教えて下さい)
[2005年6月1日 11時8分31秒]
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